鎌ケ谷市議会議員

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【一般質問】都市計画道路3・4・5号船橋我孫子バイパス線について

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都市計画道路3・4・5号船橋我孫子バイパス線の概要について

都市計画道路3・4・5号船橋我孫子バイパス線は、鎌ケ谷市内を南北に走る重要な道路です。現在も国道464号の北側で整備が進められていて、完成すれば市内を南北に縦断する幹線道路となり、交通量が著しく増大することが予想されます。そうなったとき、この道路を利用する人々や周辺地域の住民の安全性や平穏な生活を守るにはどんな対策が必要か、そういった観点から具体的な課題について質問していこうと思います。とは言いましても、都市計画道路3・4・5号船橋我孫子バイパス線は全長約5キロにも及ぶ長い路線ですので、今回はそのうち南側の市道37号線、いわゆるユニオン通りと呼ばれる区間に焦点を絞って質問してまいります。

質問1
まず初めに、都市計画道路3・4・5号船橋我孫子バイパス線の概要についてお伺いいたします。

訂正:地図中にある「市道38号線」は誤りで、
正しくは「市道37号線」です。

回答
都市計画道路3・4・5号船橋我孫子バイパス線は、主要地方道船橋我孫子線のバイパス線として、昭和40年に都市計画決定され、昭和43年から千葉県が整備を行っております。また、新鎌ケ谷特定土地区画整理事業区域内は、独立行政法人都市再生機構が整備を行い、千葉県の施工区間と併せて、現在東道野辺7丁目付近の船橋我孫子線交差部から、新鎌ケ谷4丁目付近の国道464号交差部までの延長4,451メートルの整備が完了しており、東道野辺7丁目付近から、主要地方道千葉鎌ケ谷松戸線の丸山1丁目交差点までの区間を市道37号線、丸山1丁目交差点から国道464号交差部までの区間を市道18号線として供用しております。また、国道464号交差部から粟野交差点南側の船橋我孫子線交差部までの延長約280メートルの区間につきましては、平成13年度に千葉県が事業認可を取得し、現在千葉県事業として令和12年度までの事業認可期間で整備が進められております。

質問2
都市計画道路3・4・5号船橋我孫子バイパス線(以下「バイパス線」)は、主要地方道船橋我孫子線を船橋方面から北上してきますと、東道野辺7丁目付近の交差点で東側に分岐して、粟野交差点の南側で再び主要地方道船橋我孫子線に合流することとなる約5キロの道路です。現在は、国道464号との交差部までしか供用されておらず、残りの280メートルにつきましては、千葉県事業として令和12年度末までの事業認可期間で整備が進められているとのことでした。この道路の目的なのですけれども、慢性的に渋滞する主要地方道船橋我孫子線の交通を分散し、鎌ケ谷市内における南北の交通を円滑化させ、通過交通をバイパス線に転換することだと聞いています。つまりバイパス線が粟野交差点南側まで全線開通すると、当然バイパス線の交通量が現在よりも著しく増大することが予想されます。
そこで、参考までに現在主要地方道船橋我孫子線の交通量がどれくらいあるのかをお伺いいたします。

回答
国土交通省の全国道路・街路交通情勢調査、いわゆる道路交通センサスでは、直近の調査となる令和3年度で、市内の船橋我孫子線における午前7時から午後7時までの12時間の上下線の交通量は、平日で9,770台、休日で9,604台となっております。

質問3
平日で9,770台、休日で9,604台と、1万弱の交通量があるとのことでした。バイパス線が全線開通すると、現在市内を南北に真っすぐ縦断している主要地方道船橋我孫子線は、国道464号との交差部で直進できなくなり、東武アーバンパークラインの線路当たりまでクランクすることになる計画と聞いていますので、通過交通のほとんどはバイパス線に流れることになるのではないかなと推測されます。
そこで、バイパス線が全線開通した場合におけるバイパス線の交通量の増加見込みについてお伺いいたします。

回答
バイパス線の北端が船橋我孫子線と接続することで、現在船橋我孫子線を利用し、市域の中心部を通過している交通の一部がバイパス線へ転換されるものと考えられます。

質問4
市内の中心部を通過している交通の一部がバイパス線へ転換されるとのことでしたが、そもそもこのバイパス線の目的の一つが通過交通をバイパス線に転換させることですので、バイパス線の交通量は著しく増加することになるのではないかと思います。ところで、バイパス線が全線開通して北端の粟野交差点南側で主要地方道船橋我孫子線と接続した場合、バイパス線の南側の分岐点である東道野辺7丁目付近の交差点の形状はどうなるのでしょうか。

回答
現在、東道野辺7丁目付近の船橋我孫子線とバイパス線の交差部は、近接する馬込十字路交差点の混雑の影響により、渋滞が発生している状況となっております。そのため、バイパス線の北端部が船橋我孫子線と接続する際には、船橋我孫子線からバイパス線へ交通の流れを転換させるための検討が必要であり、南端部の交差形状につきましても、市域を南北に通過する交通の流れが円滑になるよう、千葉県と協議してまいります。

市道34号線と市道37号線の交差点

質問5
今のご答弁からしますと、現在は船橋方面から主要地方道船橋我孫子線を北上してきた車は、東道野辺7丁目付近の交差点を右折してバイパス線に入ることになりますが、バイパス線が完成した後は、直進でバイパス線に入り、主要地方道船橋我孫子線に行くには左折することになるのかなと思います。つまり、鎌ケ谷市中心部に用事のある車だけが東道野辺7丁目付近の交差点で左折して、それ以外の車は自然とバイパス線のほうに入ってということになるかと思います。そうなりますと、確かに初富交差点から市役所周辺、新鎌ケ谷駅辺りの慢性的な交通渋滞の緩和にはつながるかもしれませんが、現状のままではかえってバイパス線に交通が集中することで、新たな問題が生じてくるのではないかなと危惧しています。つまり、現在でもバイパス線の中央部に位置する丸山3丁目交差点、丸山1丁目交差点、稲荷前三差路、稲荷西交差点では日常的に渋滞していますが、その状況が悪化する可能性があるのではないかなと思います。渋滞が悪化すれば、当然抜け道として周辺の生活道路に進入してくる車も増え、事故のリスクも高まります。また、交通量が増加することで様々な課題が生じてくることだと思います。
そこで、ここからは南側からのほうから順番に市民の方からよく意見が寄せられるポイントについて質問していきたいと思います。バイパス線を南から北上してきますと、市道34号線と市道37号線の交差点というところがありますけれども、ここはちょうどマツモトキヨシがあるところです。マツモトキヨシの手前から木下街道までをつなぐ市道34号線があります、ここに。そこの交差部になります。この交差点は市道34号線が市道37号線、これはバイパス線のことですけれども、この市道37号線に鋭角に接続しているため、見通しが悪くて非常に危険だと思うのですが、市の認識をお伺いいたします。

回答
市道34号線と市道37号線の交差点は、交差角が鋭角で見通しが悪く、交通規制として市道34号線側に一時停止となっておりますが、改良の必要がある交差点であると認識しております。このような中、令和6年10月に道路や交通安全の対策に係る関係機関である千葉県、千葉県警本部、鎌ケ谷警察署、鎌ケ谷市交通安全協会、鎌ケ谷地区安全運転管理者協議会と本市が一堂に会し、共同現地診断を行いました。この診断結果により、2年以内に実施可能な安全対策として、見通しを悪くしている街路樹の伐採、ラバーポールの設置、路面標示の設置補修等が示され、これらの対策については対応済みとなっております。また、このほかに市独自の対策として、横断歩道のカラー化も実施しております。

質問6
令和6年10月に実施された現地診断の結果、安全対策が図られているとのことで、私も現地でそのことは確認しています。横断歩道のカラー化だとか、あるいはラバーポールの設置など、そういったものがなされているというのは確認してはいるのですが、ただこうした対応というのは、歩道を通行する歩行者や自転車、道路を走る車やバイクに対する注意喚起ではあるものの、事故を防ぐ本質的な改善策にはなっていないような印象を受けました。
そこで、過去10年間においてこの交差点で生じた交通事故についてお伺いいたします。

回答
平成28年から令和7年の10年間で19件の交通事故が発生しております。また、交通事故の類型別では、車対車が4件、車対自転車が7件、車対二輪車が3件、車対歩行者が4件、二輪車対歩行者が1件となっております。

質問7
10年間で19件ということで、単純に計算して年に2件ほどの事故が生じているとのことでした。いろいろ類型も多様に、いろんな交通事故の類型が今ありましたけれども、歩行者や自転車が関わる事故を合わせると12件ほどということで、やはりすごく危険な交差点なのだなということを再認識しました。また、資料3の写真のほう見ていただきますと、真ん中の写真が市道34号線から37号線に向かって出るところの接続している部分の写真なのですけれども、先ほどご答弁でもありましたように、一時停止の標識があって、ラインも引かれているのですけれども、この位置で止まると、もう全然確認できないのです。歩行者のことだとか、対向車のことだとか。特にここから右折するというときは、本当にもう危険な状況でして、私なんかいつも右折したくてもしないで、あえて左折して遠回りなんかしたりしているのですけれども、非常に危険な交差点だなと思います。
そこで、この交差点の安全性をしっかりと確保していくには、信号機をつけるしかないようなふうに思うのですが、市の見解をお伺いいたします。

回答
当該交差点から50メートルほど南に位置する市道37号線と、市道38号線の交差点には信号機が設置されております。警察庁の信号機設置の指針によりますと、交通の円滑に支障を及ぼす場合は、隣接する信号機との距離は原則として150メートル以上離すこととされています。このため、交通安全対策のための信号機の設置につきましては、近接する市道38号線の交差点と一体としての交差点の改良を検討していくことが必要であると考えております。

要望
確かに、この交差点のすぐ南側にはバイパス線から西側に向かって市道38号線があります。ちょうどフラミンゴと東部学習センターの間のところの道ですけれども、この道は主要地方道船橋我孫子線に接続して、さらには鎌ケ谷高校前を東西に走る市道24号線に接続して中沢方面につながっていますので、市道34号線から市道38号線へと続くルートというのは、木下街道から中沢方面への重要な抜け道となっていて、交通量が多いのです。バイパス線は、その接続部分に位置します。バイパス線と38号線の接続部分に信号機があるので、確かにこれだけ近接した距離、50メートルという距離に信号機を2か所設置するというのは、確かに難しいことだということは納得できます。とは言いましても、今のままで交通量が増えた場合、事故が発生するリスクはさらに高まることとなりますので、ご答弁にありましたように、市道38号線の交差点と市道34号線の交差点を一体のものとして改良していただくように検討し、早期の実現を目指していただきたいと思います。

丸山三丁目交差点

質問8
次に、丸山3丁目交差点についてなのですが、この交差点はアンダーパスの手前にありまして、東武鎌ケ谷駅前に続く市道41号線との交差部になります。この交差点は、丸山1丁目交差点のほうから来ますと、アンダーパスを抜けてすぐにある、上がったところにある交差点なのですが、右折レーンはあるものの、右折信号がありません。しかも、市道37号線が緩やかに左のほうにカーブしているため対向車の見通しが悪く、横断歩道を渡る歩行者や自転車も多いので、非常に右折がしにくい交差点になります。信号が赤になってからようやっと大慌てで右折する車が多くて、非常に危険な交差点だと認識しています。バイパス線が全線開通して交通量が増えた場合、この右折レーンが渋滞を引き起こす原因となる可能性もあるかと思います。
そこで、この丸山3丁目交差点に右折信号を設置する必要があるかと思いますが、市の認識をお伺いいたします。

回答
察庁で定めている運用指針によりますと、右折信号機の設置場所は、交差点において右折需要が多く、青信号で交通をさばくことができないこと、また右折車両と対向車の事故防止の必要性があり、それぞれにおいて右折専用レーンがあることとされております。市といたしましては、右折信号機や時差式信号機が設置されることで、交通の安全性が向上するものと認識しております。しかしながら、設置につきましては警察との協議が不可欠なことや、直進車両の交通への影響など、様々な課題があるものと考えております。

要望
今右折信号をつける要件についてお話いただきましたけれども、この交差点はT字の交差点であるため、右折信号設置の要件はある程度満たしているのではないかなと思います。この交差点への右折信号の設置につきましては、バイパス線の中央部から北側にお住まいの方々、つまり丸山だとか、南初富だとか、東初富に住まいの方々から頻繁に要望されているところでもありまして、交通の安全性を確保するためにも、ぜひ警察と協議して早期に設置に向けて動いていただけるように強く要望いたします。

丸山アンダーパス

質問9
次に、この丸山3丁目交差点のすぐ北側にある丸山アンダーパスについてです。近年、夏場の局地的な集中豪雨や強力な台風による大雨などによって、アンダーパスが道路冠水して通行できなくなったり、車両が水没したりする事故が全国で多発しています。そこで、過去10年間において丸山アンダーパスの通行止めや走行不能となった車の状況についてお伺いいたします。

回答
丸山アンダーパスについては、鎌ケ谷市水害ハザードマップでは浸水想定区域となっており、道路冠水しやすい箇所となっております。当該箇所では、平成28年度から令和7年度の10年間で道路冠水による通行止めが2回あり、うち1回は車両1台が走行不能となりました。

質問10
過去10年間において2回通行止めになったことがあるということで、1回車両1台が走行不能になったとのことでしたが、気候温暖化の加速的な進行により、海水温が上昇すると局地的な集中豪雨や梅雨前線の活発化により、これまで以上に豪雨の発生リスクが高まると予想されています。ですから、そうしたことを見越した対策が必要になるのではないかなと思います。3年前、令和5年6月2日から3日にかけての豪雨のときには、2時間にわたってアンダーパスが通行不能となったため、多くの車がアンダーパス周辺の丸山と右京塚付近の生活道路になだれ込むこととなりまして、大雨のさなか住宅地の中でひどい交通混乱が生じていました。バイパス線が全線開通しない時点でそのような状況ですから、バイパス線が全線開通して通過交通が著しく増加した後のことを考えると、恐ろしい事態になるのではないかなと今から懸念しています。ですから、事故や混乱を未然に防ぐために、豪雨のときにはアンダーパスの通行を禁止にする旨の表示を丸山3丁目交差点及び丸山1丁目交差点の手前に表示しておく必要があるのではないか、また現在もアンダーパスの壁面には冠水時の水位を示す表示がありますが、車が水没して立ち往生するというようなことを防ぐためには、もっと明確にここまで冠水していたら進入禁止だということを示すような表示を路面にする必要があるのではないかなと思いますが、市の見解をお伺いいたします。

回答
これまでアンダーパスを通行する車両に向けての対策として、注意喚起看板、アンダーパス入り口の両側に注意喚起を促すパトランプ、道路冠水の水位を確認できる水位表示板、ポンプ施設に異常が発生した場合、市及び点検委託業者へ通知する非常通報システムの設置を行ってきました。路面標示などの追加により、日頃からドライバーに注意喚起を促すことができるとともに、大雨時に道路冠水が発生した際も早い段階で認識し、迂回先を選択することが可能になるものと考えられます。これら施設の設置につきましては、周辺の道路状況なども見極めながら検討してまいります。

質問11
ぜひ大雨時にアンダーパスで道路冠水が発生したときには、ドライバーが早い時段階でそのことを認識し、迂回先を選択できるような対策を検討していっていただきたいと思います。

バイパス線沿線の渋滞緩和対策

質問12
さて、ここまでバイパス線の交通量が著しく増台した場合に、バイパス線南部において課題となりそうな箇所について個別に質問してまいりました。先ほども申し上げましたように、バイパス線の全線開通は、市中央部において恒常的に発生している交通渋滞を緩和させる効果があるとは思いますが、一方でその交通渋滞をバイパス線に移動させるだけになるのではないかとの懸念もよく耳にします。その結果、渋滞を避けようとする通過交通が地域の生活道路に進入してくるようになり、生活環境が悪化するのではないかとの不安の声も聞きます。こうしたバイパス線沿線で生活されている住民の懸念や不安に対する本市の見解と対応についてお伺いいたします。

回答
現在、千葉県が事業を進めている区間の整備が完了することで、本市の南北方向の交通を船橋我孫子線とともに担う道路ネットワークが確立するものと考えております。また、バイパス線から国道464号に接続する箇所につきましては、現在鎌ケ谷消防署方面への左折のみとなっているため、白井市や印西市方面に向かう車両は船橋我孫子線を経由して迂回する必要がありますが、バイパス線の事業中区間が開通することで、バイパス線から国道464号の白井市、印西市方面へ直接アクセスすることが可能となります。これらのことから、バイパス線の整備により、市域中心部に集中する交通が分散され、渋滞の軽減や交通事故の抑制が図られるものと考えております。

要望
バイパス線の北部、現在事業中の国道464号の交差部から粟野交差点南側までの280メートルの事業認可期間は令和12年度末までになっているとのことでしたが、まだ用地買収の段階であり、用地取得率は約30%と聞いています。ですから、全線開通にまでまだしばらく時間がかかるかなと予想していますが、それまでの間に全線開通した場合に想定される諸課題につきましては、現行の計画の見直しなども含めて実効性のある対策を進めていっていただきたいと思います。今回取り上げることができなかったバイパス線の北側、丸山1丁目交差点から国道464号の交差部までの市道18号線及び粟野交差点南側までの延伸区間につきましては、また別の機会に改めて質問したいと思います。


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